畜産の研究 2018年5月1日発売 第72巻 第5号

戦後、日本の畜産は先進国に一刻も早く追いつこうと、暗中模索のうちに数多くの研究が行われていました。そのような背景のもとで、昭和22年に姉妹誌である「農業および園芸」から、注目を浴び始めた畜産分野を独立させたのが本誌です。本誌は畜産研究関係者の中でも、試験研究所・大学先進農家に主な読者層を有し、研究要報や農家の経営事例をはじめとし、さまざまな情報を提供し続けています。

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判型 B5判
発行日 2018/05/01
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目次

産業動物

鶏の卵殻色に関する研究(14) 褐色卵の赤味を表すa*値と卵殻色素量の関連性について
(日本獣医生命科学大学)對馬宣道・在田佳奈美・稲村啓大・岩田拓也・吉田千尋・太田能之・吉田達行・中尾暢宏
((有)サントクファーム松尾農場)向後克哉
((有)サントクファーム倉橋農場)坂本 誠
(日本獣医生命科学大学 名誉教授)田中 実

定量値の統計解析に等分散検定は必要性か?
(元内閣府食品安全委員会技術参与)小林克己

哺乳動物の卵子(2)―特性と応用―
(元東北大学農学部教授) 菅原七郎
(信州大学名誉教授) 辻井弘忠

実践飼料学の失敗と成功(32)―品質管理半世紀の軌跡から―
(日本技術士会 畜産技術士センター,飼料・ペットフードコンサルタント)本澤清治

プレスターター配合設計の実際
(家畜栄養コンサルタント)大成 清

飼料学(157)
―飼料中の有害物質11 カビ毒―
((地方独法)北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場)湊 啓子
(東京農業大学)祐森誠司
((一社)日本科学飼料協会)石橋 晃

全国鳥獣被害対策サミットに参加して
―鳥獣被害対策と利活用の継続的な活動に向けて―
(麻布大学名誉教授)押田敏雄

ジビエ料理コンテストの開催―ジビエの安全性の確保と消費拡大を目指して―
(麻布大学名誉教授)押田敏雄
(辻調理師専門学校・教育研究本部長)山田 研

Dr.Ossyの畜産・知ったかぶり(82)
(麻布大学名誉教授)押田敏雄
(東京農業大学「食と農」の博物館)黒澤弥悦

エクアドルにおける活動(その10)
―カルチ県のアボガド栽培圃場の理化学的特性と植物の栄養・生理状態―
(河川水・地下水の水質特性からの考察も含む)
((株)宏大)冨田健太郎

BSE再考・補追2-BSEの置かれている科学的領域は・自然科学か社会科学か-
(元農水省 福島種畜牧場長)長岡正二

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