農学入門

―食料・生命・環境科学の魅力―

4,180 (税込)

農学に関する新たな知的基盤を与え、農学の必要性とその考え方の重要性について分かりやすく紹介した農学入門書。

在庫あり

判型 A5判
第1版
ページ数 438
発行日 2013/09/20
ISBN-13 978-4-8425-0519-0 C3061
ISBN-10 4-8425-0519-2
JAN 1923061038005
図書館: カーリル
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目次

はじめに

第Ⅰ部 現代社会と農学 いま,なぜ農学を学ぶのか
第1章 未来と向き合う農学
第2章 世界と向き合う農学
第3章 地域と向き合う農学

第Ⅱ部 食料科学の魅力 農学の根源にある「食」をめぐる科学を考える
第4章 土・植物・動物のつながりを探る科学
第5章 稲と野菜の科学
第6章 おいしさの科学
第7章 食の安全を追求する科学

第Ⅲ部 生命科学の魅力
第8章 ポストゲノム時代の生命科学
第9章 植物改造の過去・現在・未来
第10章 動物という巨大な細胞社会を統御する仕組みを知り利用する
第11章 食と健康の科学

第Ⅳ部 環境科学の魅力
第12章 私たちを取り巻く環境
第13章 里でのいとなみ
第14章 森を知り,まもり,つくる
第15章 海のいとなみ
終 章 農学の持ち味とは

索 引

説明

本書は、農学を学ぼうとしている高校生や大学生、また農学に関心のある一般の方々にとって、最新の知見を取り入れた分かりやすくて魅力的な入門書です。

私たちは21世紀を生きる上で、食料、生命、環境科学などに関する数多くの課題に直面しています。たとえば食料不足、農耕地の疲弊や砂漠化、食糧自給率の低下、食の安全、資源の枯渇、環境の破壊、生物多様性の減少、地球温暖化、酸性雨などの自然科学分野の問題。さらには、地域社会の機能低下と活性化や農林水産業政策の今後の展開といった社会科学に関する課題まで、実にさまざまです。直近のところでは自然災害・原発問題・TPP参加・オリンピック開催も含まれるでしょう。

これらの諸課題を多面的に扱い、科学技術や政策などを包括し、解決策を探求する学問分野が農学です。そこで農学の必要性とその考え方の重要性について、各分野20名の著者がやさしく解説し、今後の方向性や課題および展望までを示しています。  私たちの生活に深く関わる農学を学ぶことは、人生をより豊かにするために不可欠な知識を手に入れることと同じです。本書をきっかけに農学の門を叩いてみてはいかがでしょうか。きっとプラスの発見があると思います。

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