世界の食料・日本の食料 (シリーズ21世紀の農学)

2,096 (税込)

世界人口の増加と食料の安全確保は人類生存の最重要課題で、農学に課せられた最大の使命である。

在庫あり

判型 A5判
第1版
ページ数 180
発行日 2010/04/05
ISBN-13 978-4-8425-0467-4 C3061
ISBN-10 4-8425-0467-6
JAN 1923061019059
図書館: カーリル
※当サイトの書影データはご自由にお使いください。
書影のダウンロード: メイン画像

目次

はじめに
第1章 世界の食糧事情と日本農業の進路
第2章 世界の畜産事情と日本畜産の可能性
第3章 世界の水産事情と日本水産業の課題
第4章 食糧危機を克服する作物育種
第5章 畜産物の安定供給をめざした技術開発の動向
第6章 水産物の安定供給を目的とした技術開発
第7章 持続性・循環を目指した農業生産技術・システムの総合的評価
第8章 食料の安定供給と安全確保をめざす農薬利用技術
第9章 動物感染症の制御と畜産物の安全
シンポジウムの概要
著者プロフィール

説明

世界の人口は、2050年には90億人を超えるまでに増加することが予測されています。それにともない世界の食料総需要量は、今後も増加傾向となることが確実であり、食料の安定供給と安全確保は人類生存の最重要課題となっております。また今日の食料問題は、こうした人口増加のみならず、グローバリゼーションの進展、新興国の経済発展、南北格差の拡大、食生活の高度化、地球規模の気象異変等といった食を取り巻く諸条件の変化によって、より複雑化・深刻化しております。これまでも、そしてこれからも食料問題の解決は、農学に課された最大の使命でもあることはいうまでもありません。

そこで学会創設80周年記念シンポジウムでは、各分野の専門家から、農産物、畜産物、水産物における食料需給の現状と展望とともに、さらに食料の安定供給と安全確保を目的とした技術開発について紹介していただき、さらに、今後の農学の果たすべき役割と課題についても議論を深めていただきました。

ここに、シンポジウムにおける講演と討論の概要をできるだけ平易にまとめ「シリーズ21世紀の農学」シリーズの1冊としてまとめ刊行いたしました。

レビュー

レビューはまだありません。

“世界の食料・日本の食料 (シリーズ21世紀の農学)” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です