目次
第1部 和英の部
第2部 英和の部
第3部 園芸作物名編
1. 果樹名
2. 野菜名
3. 花き名
第4部 園芸作物名編索引
4. 和名
5. 学名
6. 英名
園芸作物名編の編集方針について
4,400円 (税込)
前著の『園芸学用語集』と『園芸作物名編』を合本にし、今日の園芸学とそれに関連した用語を大幅に増やし、充実した新版。
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第1部 和英の部
第2部 英和の部
第3部 園芸作物名編
1. 果樹名
2. 野菜名
3. 花き名
第4部 園芸作物名編索引
4. 和名
5. 学名
6. 英名
園芸作物名編の編集方針について
園芸学用語集は学会用語を統一し、標準化することで、会員相互が共通認識を持てるようにとの目的で、昭和47年に初版が発行され、昭和62年4月にその改訂版が出され、以来現在まで広く用いられてきた。用語数は初版の2,144から、3,953にと約2倍にまで増加している。しかし、その後の園芸学およびその隣接分野の学問の発展はめざましく、特に分子生物学が大きく発展して、園芸の分野でもその手法が大幅に取り入れられており、また一方で、いわゆる社会園芸学、園芸と人間との関わり合い、園芸療法などの従来にはほとんど無かった分野が新しく付け加えられた。さらには環境などの問題も園芸の分野に入ってきている。このような情勢のもと、改訂版の3,953語では不便を感じるようになってきた。
また、昭和54年10月には園芸学用語集・園芸作物名編が出版されたが、その後の25年間における分子生物学などの成果を取り入れた植物分類学あるいは植物系統学の進歩はめざましく、多くの園芸作物の学名が改変されている。
そこで園芸学会では園芸学用語集と園芸作物名編の改訂のための園芸学用語集編集委員会を設け、作業を開始した。その方針としては、用語集においては園芸プロパーの用語のみならず、広く植物学、分子生物学、園芸社会学、食品、環境などの分野の用語も積極的に取り入れることとし、利用者の便を図るため、用語集と作物名編を合本して1冊とした。
用語についてはまず旧用語集の検討を行いつつ、新規に採用すべきであると思われる用語を持ち寄り、これらの用語について、1語1語検討と取捨選択を繰り返し、改訂案を作成して、検討を重ねた。また、作物名編については、果樹、野菜、花きごとに、園芸の多様化に伴う新しい園芸作物を加え、最新の植物分類学の成果を反映させた学名を採用した原案を作り検討し、最終案を完成した。
用語集に最終的に収録した用語の数は7,800語と前回の改訂版の約2倍の語数に達した。このため、少しでもページ数を少なくするために、従来のB6版からA5版へと版を大きくし、2段組とした。そして、用語に読みのひらがな表記は省略したが、難読用語についてはその読みを入れた。
このように本園芸用語集・作物名編は大幅に内容を増やし、充実したものとなった。園芸学会員はもとより、広い意味で園芸に携わる方々の研究、勉学、ビジネスなどに役立てていただければ、編集委員一同まことに幸せである。(序文より抜粋)
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