花卉園芸の進展

2,860 (税込)

質のよい花を豊富に安く、安定して継続的に生産することを常に心掛け、40年間を振り返り将来への展望も記す。

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判型 A5判
第1版
ページ数 177
発行日 2000/04/20
ISBN-13 978-4-8425-0057-7 C3061
ISBN-10 4-8425-0057-3
JAN 1923061026002
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図書館: カーリル
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目次

1.序 論―この40年間の園芸の課題はなにであり、それはどのように解決されてきたか―
 1.「安全な」の課題
 2.「豊富に安く」の課題
 3.「多様で」の課題
 4.「安定して」の課題
 5.「継続的に」の課題
 6.「質の良い」の課題

2.作型の多様化
 1.作型という言葉の意味と由来
 2.作型分化はなぜ必要か
 3.作型分化はなにによってなされたか
 4.開花調節と植物の発育相
 5.私の開花調節・作型開発研究
 付1.植物の老化と若返り

3.土壌・養水分管理
 1.日本におけるカーネーション栽培の技術革新
 2.水管理
 3.栄養管理
 付2.福助作り大菊の栽培基準―福助菊栽培の手引き―
 付3.カーネーションの良品・多収・安定生産―坪千本採花の栽培基準―

4.苗生産
 1.植物の生育からみた移植適期と作業性からみた移植適期
 2.キク移植機の開発と機械植え用苗の生産
 3.根巻きしない育苗鉢の開発

5.園芸の分野における組織培養技術の利用

6.花序の構成と発達―良品生産のために―
 1.花序の構成と発達の規則性と可変性
 2.花序の構成と発達の制御)

説明

本書は、この40年間の日本の園芸と園芸学の進展について、主として花卉園芸の立場から、それも著者がかかわってきたことを中心にして述べている。著者は、実用的であると同時に理論的であるような研究を通して、花卉生産の近代化、すなわち質のよい花を豊富に安く、安定して継続的に生産することを追求してきた。著者のスローガンは、花の「良品、多収、安定、継続、低コスト生産」である。

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