農業および園芸 2024年10月1日発売 第99巻 第10号

2,420 (税込)

農学・農業上の新しい研究と実際増益に役立つ内外の新説を、迅速かつ正確に提供することを主眼に毎号、現在直面している話題を巻頭に、論説・総説・資料、実用記事、研究要報、外国文抄録、連載記事、新品種解説、ニュースなどを掲載のわが国唯一の農業総合誌です。最新知見の収集にぜひご購読下さるようお薦めします。

在庫あり

判型 B5判
発行日 2024/10/01
JAN 4910073031046
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目次

口絵

季節の花〔175〕-10月の花 クサギ(実)、ハマトラノオ、オオベンケイソウ、サルビア‘エンバースウィッシュ’、オトコヨウゾメ(実)、ハナスベリヒユ

元 島根大学 生物資源科学部
細木高志

当面の話題

地球温暖化と今後の台風

編集部

論説・総説・資料・実用

水質改善に利用した刈取ヨシの重粘土タマネギ栽培における施用効果

JA大潟村
宮国 淳
秋田県庁
石田頼子
高橋里矢子
秋田県立大学
金田吉弘

ジドリ(地鶏)の地方種への拡張と品種化

一般社団法人長崎県配合飼料価格安定基金協会
松尾雄二

人類の進化と肉食の変遷
―狩猟から飼育、品種改良、そして細胞培養へ―

元農林水産省畜産試験場
近畿大学名誉教授
角田幸雄

バイオ液肥利用の拡大方策

一般社団法人日本有機資源協会
柚山義人
土肥哲哉
十川有子

多角化による畜産経営の強化を目指して
―多角化による畜産経営強化調査事業の成果を中心として―

一般社団法人全日本畜産経営者協会(全日畜)
鈴木一郎
陣野原隆
神谷康雄
松原英治
伊賀啓文
山田哲郎
内田賢一

タマネギの栽培および加工において発生する廃棄物の農業利用に関する研究

園芸研究家
三浦周行

連載記事

牛海綿状脳症(BSE)と特定危険部位(SRM)と肉骨粉・動物性油脂の取扱い状況[7]
―農林水産消費安全技術センター(FAMIC)、飼料検査、動物性油脂、食品の安全性―

獣医師
技術士(農業-畜産)
博士(農学)
森山獣医師・技術士事務所代表
(一般社団法人)日本シニア起業振興機構(J-SCORE)理事
森山浩光

ブタの生殖バイオテクノロジー〔2〕ブタ精液の凍結保存

信州大学名誉教授
辻井弘忠

保温折衷苗代の登場による稲作の著しい高位・安定化〔2〕
―わが国における稲作技術発展の革命的画期の嚆矢―

秋田県立大学名誉教授
川島長治

農界ニュース

説明

論説・総説・資料・実用
『多角化による畜産経営の強化を目指して―多角化による畜産経営強化調査事業の成果を中心として―』から

わが国は、基幹産業農業従事者の高齢化・減少、耕作放棄地の増加の増加といった課題解決のための取り組みの一つとして、農業水産業を成長産業にすることを目指し、6次産業化が推進されてきたが、畜産経営者は6次化を含めた2次、3次産業化などへの取り組み方法に不案内のところもあり、まだ十分な成果が得られているとは言い難い。

畜産生産者の団体である一般社団法人全日本畜産経営者協会は、日本中央競馬会の畜産振興事業から助成を受け、2022~2023年度の2年間、「多角化による畜産経営強化調査事業」を実施した。この事業では、畜産分野において経営の多角化を進めるに当たってのメリット、デメリットや今後の発展方向や成功のためのノウハウ、失敗しないための留意点などを畜産経営者との意見交換などを通じて「指針」にまとめ、これから多角化を計画している経営者に対して、多角化への懸念や不安を軽減する情報などを提供することで失敗をさけるとともに、健全な経営の多角化を推進することに資することを目的とした。

本稿では、本事業の成果を紹介する。

一般社団法人全日本畜産経営者協会(全日畜)
鈴木一郎
陣野原隆
神谷康雄
松原英治
伊賀啓文
山田哲郎
内田賢一

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