農業および園芸 2024年8月1日発売 第99巻 第8号

2,420 (税込)

農学・農業上の新しい研究と実際増益に役立つ内外の新説を、迅速かつ正確に提供することを主眼に毎号、現在直面している話題を巻頭に、論説・総説・資料、実用記事、研究要報、外国文抄録、連載記事、新品種解説、ニュースなどを掲載のわが国唯一の農業総合誌です。最新知見の収集にぜひご購読下さるようお薦めします。

在庫あり

判型 B5判
発行日 2024/08/01
JAN 4910073030841
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目次

口絵

季節の花〔173〕-8月の花 ゲンチアナ・ベルナ、タケニグサ、ヒメタカサゴユリ、バーベナ・ハスタータ、クサアジサイ、ベルノニア・ノベボラセンシス

元 島根大学 生物資源科学部
細木高志

当面の話題

農地を移行地帯として考える

編集部

論説・総説・資料・実用

カバークロップ鋤き込みによるその後の野菜栽培での雑草発生抑制に関する研究

園芸研究家
三浦周行

統計に見る農業生産〔6〕2024年農産物価格について

山梨大学生命環境学部
村松 昇

スマート農業を受け入れにあたっての農家の意識
―新しい時代を切り開く南大東島のサトウキビ―

日本大学生物資源科学部
菊地 香

達目洞のヒメコウホネの保全活動―アメリカザリガニへの対策―

岐阜市達目洞自然の会
大塚教晃

アスパラガスの新補植法―アレロパシー回避の補植法―

JA晴れの国岡山 津山アスパラガス部会
北田修三

『沈氏農書』に見える水稲作について

河合塾国語科
林 良育

令和5年秋田県におけるイネの高温障害を助長した要因と今後の技術対策

秋田県立大学生物資源科学部
金田吉弘

連載記事

縄文人の生活~その衣食住を探る~〔11〕
日本列島における縄文時代(1)

元大阪府立大学大学院教授
樽本 勲

移行期の乳牛の管理〔14〕
子牛と未経産牛の熱ストレス

信州大学名誉教授
辻井弘忠

牛海綿状脳症(BSE)と特定危険部位(SRM)と肉骨粉・動物性油脂の取扱い状況[5]
―日本でのBSE初発(2001年)、原因追及調査、肉骨粉の輸入、消費者等への影響―

獣医師
技術士(農業-畜産)
博士(農学)
森山獣医師・技術士事務所代表
(一般社団法人)日本シニア起業振興機構(J-SCORE)理事
森山浩光

近代園芸学事始め[51]―連載[46]~[47]の補足事項について(その1)―

東北大学名誉教授
金浜耕基

農界ニュース

説明

論説・総説・資料・実用
『達目洞のヒメコウホネの保全活動―アメリカザリガニへの対策―』から

2013年から、自生地のヒメコウホネの根茎を採取して休耕田での育成や、実生(種)から水槽での育成を行っており、ここでは大きな問題もなく、多くのヒメコウホネを育成することができている。

しかし、このように育成したヒメコウホネの株を逆川に移植する段になると、数ヵ月で消滅してしまう状態が続いた。水流・水圧、土質、移植時期、移植場所、移植株の年数などを変えてみたが、この10年余、失敗しており、その原因は不明であった。

ところが、2022年5月から始めたアメリカザリガニ対策(金網による隔離、もんどり網による捕獲駆除)の効果が2023年に見え始めた。2023年3月に移植して周囲を金網で囲った株群は繁茂し、2年連続で開花した。更に、2024年3月に移植した株群も開花した。

岐阜市達目洞自然の会
大塚教晃

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