目次
第1部 計算力学と社会との関わり[産学連携:わが国における計算力学に関する産学連携の現状/計算力学における産学連携への提言、次世代人材育成のための中等教育のあり方:人材育成の必要性/中等教育における数学教育の現状/提言、学会連携:計算力学の発展/関連学協会の連携/今後の課題、計算力学と技術倫理:求められる技術倫理/計算力学が真に社会に受容されるために、技術者認定:技術者教育の認定制度/計算力学技術者教育の問題点、ネットワーク時代と国際会議:ネットワーク時代の国際協力/国際会議の企画・運営、大規模ソフトウェア開発:大規模ソフトウェア開発の必要性と困難さ計算力学用ソフトウェアの開発体制、環境と計算力学:マクロな環境問題と計算力学/ミクロな環境問題と計算力学、国がなすべき事柄:戦略作成とそのフォローのための場/funding/中立研究センター]
第2部 各専門分野における計算力学と社会的インパクト[感性:人間工学から協調工学へ/感性設計に必要な計算力学技術、プリ・プロセシングの現状と展望:概要/現状と問題点/プリ・プロセシングの展望、可視化技術:背景と定義/発展の経緯/可視化の特長/可視化の課題、創発的現象のシミュレーション:創発的現象/セルラオートマトン/シミュレーションの例、データベースの今後:インターネット時代のデータベース/科学技術計算とデータベース、最適化法の現状と将来:analysisからsynthesisへ/最適化問題とその処理上の問題点/より広範囲な問題の解を求める流れ、逆問題:社会の要請と逆問題解析/逆問題の拡がり/インフラストラクチャの診断などに関連した逆問題解析/逆問題解析/これからの逆問題解析の役割、シームレス解析:シームレス解析を指向したモデリング技法/その他の動き、ハイパフォーマンスコンピューティング:大規模シミュレーションの課題/ハード開発とソフト開発のスパイラル/ソフトウェアの多チャンネル化/IT社会のコンテンツとしての計算力学/ハイパフォーマンス計算力学教育、固体・液体・気体統一解法:統一解法の必要性/表面捕獲/圧力ベース解法による統一解法/将来への展望、計算力学の将来-分子シミュレーションの立場から-計算機利用技術からみた分子シミュレーションの将来、材料設計の将来-感性に駆動された設計:生産者主導からユーザーを基軸に考える時代への転換/ITによる科学技術の変革/知的生産性の向上への施策/感性に駆動された材料設計プロジェクトの提案、構造健全性:構造健全性とは/構造物の損傷と崩壊/構造健全性と計算力学との関わり/計算力学の社会的貢献、大規模構造物・超高層建築・大型橋梁:計算力学の社会的貢献/計算力学とコンピュータの発展/大規模構造物/超高層建築/大型橋梁、気象・気候関係における計算力学:数値予報の歴史/天気予報と数値予報/大気大循環モデルと気候モデル、計算力学による水害予測シミュレーション:水害予測シミュレーション、計算力学と地震予知研究:地殻変動過程/地震発生・伝播過程、原子力安全:安全解析の必要性/安全解析技術の変/今後の方向、航空宇宙:20世紀の航空宇宙分野における計算力学/20世紀末に起こっている変化/21世紀に向けて、電磁場と逆問題:電磁現象と逆問題、電子デバイス:単結晶育成過程/電子デバイス作成過程への適用/半導体パーケージへの適用/電子デバイス実装への適用、流体騒音解析の現状と今後の展望:解析方法の概要/流体騒音の解析例、二相流動機器:二相流解析の現状/今後の技術と課題]
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