目次
第 1章 流体の力学の歴史
第 2章 流体の性質
第 3章 流体の静力学
第 4章 流れの基礎
第 5章 一次元流れ (流れで保存される量の仕組み)
第 6章 粘性流体の流れ
第 7章 管内流れ
第 8章 開水路の流れ
第 9章 抗力と揚力
第10章 次元解析と相似則
第11章 流速および流量の測定
第12章 理想流体の流れ
第13章 圧縮性流体の流れ
第14章 非定常流
第15章 数値流体力学
第16章 流れの可視化 各章演習問題解答
索 引・付 表
3,520円 (税込)
大学・高専で学ぶ学生、流体を取り扱っている技術者を対象とした入門書・手引書。
在庫あり
第 1章 流体の力学の歴史
第 2章 流体の性質
第 3章 流体の静力学
第 4章 流れの基礎
第 5章 一次元流れ (流れで保存される量の仕組み)
第 6章 粘性流体の流れ
第 7章 管内流れ
第 8章 開水路の流れ
第 9章 抗力と揚力
第10章 次元解析と相似則
第11章 流速および流量の測定
第12章 理想流体の流れ
第13章 圧縮性流体の流れ
第14章 非定常流
第15章 数値流体力学
第16章 流れの可視化 各章演習問題解答
索 引・付 表
「改訂版 流体の力学」を出版して12年経った。その間、多くの方々に愛読していただき、多くの貴重なご意見をいただき,記述が正確でない部分、説明が十分でない部分、新しく書き加えたい部分など、多くの書き改めたい部分が生じてきた。
“流体の力学”には、従来 実験的な立場を取る“水力学”と、理論的な立場をとる“流体力学”とあったが、コンピュータの進歩による数値流体力学の発展と可視化情報学の発達が大きく貢献して、両者は一つの体系にまとめられてきている。
本書は、これらの最近の情報を取り入れ、実際の現象と対比してよりわかりやすく説明した。
本書の執筆に当たって、特に次の点に注意をはらった。
(1) 内容は、大学あるいは高専で流体の力学を学ぶ学生、または流体を取り扱っている
技術者を対象として、入門書・手引書となるよう平易に記述した。
(2) 理論は、現象と関係づけ、完全に理解できるよう懇切丁寧に説明を行った。
(3) イラストや写真を多くし、興味ある事象の説明を加え、読みやすく、
かつ親しみやすいものとした。
(4) 流体の力学に貢献した学者18人を選んで肖像画をペン書きとし、
業績を簡単に紹介し、楽しみつつ勉強できるようにした。
(5) 流体現象に関係するエピソードを簡単に紹介し、流体の力学に一層
興味がもてるようにした。
(6) 外国との交流がますます活発となることを考え、技術用語には英語の用語を
括弧でつけた。
(7) 関係する主要な著書、論文を章末に番号で示し、もっと詳しく学びたい方に
便利なようにした。
(8) 各章末に演習問題を設け、確実にその章が理解できるようにした。
(9) 将来発展が予想されている数値流体力学と流れの可視化には特に力をいれ、
全面的に改訂を行い、最近の事象を加え、25枚のカラー写真の口絵とともに
その全容を捉えることができるように配慮した。
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