農業および園芸 2025年1月1日発売 第100巻 第1号

2,420 (税込)

農学・農業上の新しい研究と実際増益に役立つ内外の新説を、迅速かつ正確に提供することを主眼に毎号、現在直面している話題を巻頭に、論説・総説・資料、実用記事、研究要報、外国文抄録、連載記事、新品種解説、ニュースなどを掲載のわが国唯一の農業総合誌です。最新知見の収集にぜひご購読下さるようお薦めします。

在庫あり

この商品の発売予定日は2025年1月1日です。

判型 B5判
発行日 2025/01/01
JAN 4910073030155
※当サイトの書影データはご自由にお使いください。
書影のダウンロード: メイン画像, サブ画像[1]

目次

口絵

季節の花〔178〕-1月の花 キキョウラン、コンブレツム・グランディフロルム、ホワイトキャンドル、ベンガルヤハズカズラ、コドナンテ・グラキリス、ツンベルギア‘サンダンス’

元 島根大学 生物資源科学部
細木高志

日本農学会シンポジウム「国際貢献する日本の農学」

シンポジウムの意義と概要

(一社)日本農学会会長
(公財)農村更生協会八ヶ岳中央農業実践大学校校長
大杉 立

イネの分子育種を用いた食料問題緩和へのチャレンジ

名古屋大学 生物機能開発利用研究センター
芦苅基行

サブサハラアフリカの食料危機に立ち向かう作物科学

国際農林水産業研究センター
辻本泰弘

脱炭素世界での糖獲得戦略―世界と協調して糖を利用していくためには―

東京大学大学院 農学生命科学研究科
五十嵐圭日子

モンゴル遊牧民伝承に基づく畜の健康維持と荒廃草原の回復

東京大学大学院 農学生命科学研究科
浅見忠男

エビ類養殖業の現状と研究と技術開発を通じた国際貢献のあり方

国際農林水産業研究センター
マーシー・ワイルダー

農地における温室効果ガスの発生量推定と発生削減技術

農研機構 農業環境研究部門
秋山博子

環境変動対策を支える森林研究~長期的な観測から見えてきたこと~

(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
佐藤 保

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の国際共同研究

国際農林水産業研究センター
小山 修

論説・総説・資料・実用

ナス果実の収穫後の品質保持に関する研究

園芸研究家
三浦周行

茨城県におけるキク矮化ウイロイド検定の活用-抵抗性育種と生産現場での診断-

茨城県農業総合センター生物工学研究所
郷内 武

文献にみる国内の鶏卵食

一般社団法人長崎県配合飼料価格安定基金協会
松尾雄二

キルギス共和国における酪農と飼料生産
-チュイ州における酪農情報収集活動の実績から-

海外貨物検査株式会社(OMIC)主任コンサルタント
前 キルギス国派遣JICA専門家
中谷政義

連載記事

ブタの生殖バイオテクノロジー〔5〕ブタの体外受精

信州大学名誉教授
辻井弘忠

保温折衷苗代の登場による稲作の著しい高位・安定化〔5〕
─わが国における稲作技術発展の革命的画期の嚆矢─

秋田県立大学名誉教授
川島長治

農界ニュース

説明

日本農学会シンポジウム「国際貢献する日本の農学」
『シンポジウムの意義と概要』から

 

世界規模での温暖化対策は喫緊の課題であり、また、ロシアのウクライナ侵攻で顕在化したような国際的なフードサプライチェーンの脆弱性の克服と安定化も求められています。

これらの課題克服は、日本の食料安全保障の観点からも重要であるとともに、特に開発途上国における食料の安定生産と農林水産業の発展にとって重要であり、そのために日本の農学研究者が果たすべき役割は一層増大していると言えます。

2024年度の日本農学会シンポジウムではテーマを「国際貢献する日本の農学」とし、最近の日本の農学の様々な分野における国際貢献の現状や成果を紹介していただき、増大する国際的課題に農学がどのような役割を果たすべきか、様々な角度から議論を深めました。

(一社)日本農学会会長
(公財)農村更生協会八ヶ岳中央農業実践大学校校長
大杉 立

レビュー

レビューはまだありません。

“農業および園芸 2025年1月1日発売 第100巻 第1号” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です